研究課題
基盤研究(C)
顔面表情筋は随意的そして付随的(反射的)に収縮すると考えられている。速筋線維と遅筋線維よりなる混合筋であるが遅筋線維が反射的に収縮させる筋紡錘を内在しない。瞼板と上眼瞼挙筋の間にあるミュラー筋の機械受容器が、顔面表情筋の遅筋線維の反射的収縮を誘発する外在する機械受容器として機能することを発見した。強開瞼のため、上眼瞼挙筋の速筋が強く収縮してミュラー筋機械受容器を伸展すると強く三叉神経固有感覚を誘発する。この強い固有感覚は、ギャップ結合で繋がった三叉神経中脳路核・青斑核を介して顔面神経核を刺激して、反射的に顔面表情筋遅筋を収縮する。この顔面表情筋遅筋線維の反射的収縮はサーモグラフ上で発熱させる。
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