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2012 年度 実施状況報告書

核磁気共鳴法を応用した敗血症重症化早期診断の確立と新規治療ターゲットの開拓

研究課題

研究課題/領域番号 23592668
研究機関京都大学

研究代表者

鈴木 崇生  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40328810)

研究分担者 小池 薫  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10267164)
平川 慶子  日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162)
佐藤 格夫  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30409205)
キーワード集中治療医学 / 敗血症 / 核磁気共鳴 / 重症度診断
研究概要

平成24年度は、in vivo MRS測定の準備として、ターゲットとする臓器としてどの臓器が最も適切か調べるために、まず、ラットをLPS投与群と生食投与群に分けた上で投与6時間後に主要臓器を摘出し凍結保存した。現在はこれらの臓器に抽出処理を行い、NMR測定を行っている。測定が終了し次第、解析に入れるよう各種解析用ソフトの習熟に努めている。この結果、最もよく2群を識別できる臓器をターゲットとして、in vivo MRS測定を施行していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成23年度において、当初の主な実験を行う予定であった日本医大で、予定していた研究員雇用資金の急なキャンセルがあり、京都大学で機器購入を予定していた資金を、日本医大での研究員雇用に充てなくてはならなくなり、京都大学で十分な実験が行えなかったことや、一部の研究員の退職により一時期実験が中断したこと、夏期の空調トラブルによりNMR機器が使用停止となる時期が生じたことなどの理由のため。

今後の研究の推進方策

現在、摘出臓器に抽出処理を行い、NMR測定を行っている。測定が終了し次第、解析に入れるよう各種解析用ソフトの習熟に努めている。この解析の結果、最もよく2群を識別できる臓器をターゲットとして、in vivo MRS測定を施行していく予定である。また、京都大学で購入したPCR機器などを利用して、摘出臓器の分子生物学的解析も平行して行っていく予定である。

次年度の研究費の使用計画

京都大学や日本医大での人件費や消耗品の購入、日本医大との打ち合わせや共同解析のための旅費などに使用する予定である。

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公開日: 2014-07-24  

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