研究課題/領域番号 |
23592702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
林 幾江 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (00346503)
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研究分担者 |
小原 勝 広島大学, 病院, 助教 (80253095)
加藤 文紀 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (70452589)
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連携研究者 |
菅井 基行 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (10201568)
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研究協力者 |
タニヤスリスン パニダ 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 留学生
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 溶菌酵素 / ペプチドグリカン / 基質特異性 |
研究概要 |
S.mutansが産生する自己溶菌酵素(Aml)は、口腔レンサ球菌のなかでS.mutansとS.sobrinusを選択的に溶菌する。この基質特異性発現のメカニズムを明らかにするため、口腔レンサ球菌のペプチドグリカン構造を解析し比較した。また、Amlの遺伝子組換え体を作成し、C末端側にcatalytic domainが、N末端側にbinding domainが存在し、活性発現には両者が必要なことを明らかにした。Binding domain領域の13アミノ残基よりなる5個の繰り返し構造が基質認識に重要であり、ペプチドグリカンのPenta体に対しAmlは低い活性を示すことを明らかにした。
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