研究課題/領域番号 |
23592750
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
井上 富雄 昭和大学, 歯学部, 教授 (70184760)
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研究分担者 |
中村 史朗 昭和大学, 歯学部口腔生理学教室, 助教 (60384187)
中山 希世美 昭和大学, 歯学部口腔生理学教室, 助教 (00433798)
望月 文子 昭和大学, 歯学部口腔生理学教室, 助教 (10453648)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 口腔生理学 / 咀嚼 / 脳幹スライス標本 / 三叉神経運動ニューロン / 樹状突起 |
研究概要 |
三叉神経運動ニューロンは極めて発達した樹状突起を持っているが、樹状突起上に存在するカルシウムチャネルなどがシナプス後電位を増幅し、複雑な情報処理を行っている可能性が考えられる。そこで、まず二光子励起顕微鏡を用い三叉神経運動ニューロンの樹状突起各部位のカルシウムイオン動態について解析したところ、三叉神経運動ニューロンの樹状突起はシナプス入力を受動的に細胞体へと伝えるだけでなく、それ自体が興奮性を持つことによってシナプス入力情報の増幅や加工など複雑な情報統合処理を行っている可能性が明らかとなった。
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