研究課題
基盤研究(C)
マウス精巣ライディッヒ細胞において、カートデューシンの発現が生後3週齢より開始し、生後6~8週齢では最も強いことが分かった。マウス精巣由来ライディッヒ細胞株を用いてカートデューシンの作用を解析した結果、ライディッヒ細胞に対してテストステロンの産生促進作用が認められ、StARやP450sccなどのステロイド合成に関わる蛋白の発現も誘導されることが確認された。さらに、カートデューシンのテストステロンの産生促進作用にはcAMP/PKAシグナル伝達経路が関与している可能性が示された。
医歯薬学-歯学-病態科学系歯学・歯科放射線学