研究概要 |
過去の研究で得られた金、白金の2元系の合金を基に、新しい金属元素を添加することで、3元系の合金の作製を行った。新しい元素としては、Nb, Ir, Hf, Taなどを選択したが、Ir, Hf, Ta添加の合金では、MR画像に明らかな金属アーティファクトを生じることが判明し除外した。Nb合金は含有率によっては、MR画像においてほとんど金属アーティファクトを生じない合金ができることが示された。PtおよびNbの含有率を変化させ、また熱処理方法の違いにより、機械的特性の改良を試みた。その結果、Au-7Nb-5Ptの組成が、最も脳動脈瘤クリップステントに適切な材料であることがわかった
|