研究概要 |
RIと近赤外蛍光との複合イメージングのため、シリカナノ粒子を用いて異なる画像様式を複合した分子イメージングを考案した。シリカナノ粒子は多機能性を付与するためポリマー(PAMAM)を付与した。センチネルリンパ節を核医学と近赤外蛍光のシリカナノ粒子複合イメージンによる術中可視化の可能性を基礎実験と動物実験で明らかにしてきた。2011年10月に米国サンジェゴで開催された世界分子イメージング会議においてその成果を発表し、ポスター賞の候補に選ばれた。残念ながら選ばれなかったが世界の上位レベルであることが確認された1)。また、さらに、シリカナノ粒子に抗体(HER2/ErbB2)を結合させ、HER2との反応で発生する近赤外蛍光を測定して抗体標識を検証した。1)Makoto Tsuchimochi, Kazuhide Hayama, Ayako Kameta, Haruka Yamaguchi,Michio Toyama, Ichiro Sasagawa, Norio Tsubokawa : Dual-modality Imaging Using Radionuclide and Near-infrared Fluorescence Nanoparticles for Sentinel Lymph Node Biopsy: An Animal Study, 2011 World Molecular Imaging Congress, San Diego, California, 2011.9
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