研究課題
昨年度に作製した3Dコンテンツ(歯科用エックス線発生装置およびそこから発生するエック線束)を立体視可能なデータとして構築した。同コンテンツを学生に2つの方法で、試験的に使用させた。一つは3D表示が可能な液晶モニターにコンテンツを表示させて、専用のアクティブシャッター方式のメガネで使用させた。もう一つは、ヘッドマウントディスプレイにコンテンツを表示させ裸眼で使用させた。本コンテンツを使用させた学生からの聞き取り調査では、歯科用エックス線発生装置の構造やそこから発生されるエックス線の形態が3D表示されることにより、非常に分かりやすかったとの意見が得られた。いずれの方法でもコンテンツの内容は学生の理解を深めるのに大きく貢献できると思われた。