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2013 年度 実績報告書

ヒト歯髄幹細胞を用いた硬組織再生の試み

研究課題

研究課題/領域番号 23592806
研究機関明海大学

研究代表者

片山 直  明海大学, 歯学部, 教授 (10105596)

研究分担者 石原 祥世  明海大学, 歯学部, 講師 (10223017)
岩坂 憲助  明海大学, 歯学部, 講師 (60424058)
坂上 宏  明海大学, 歯学部, 教授 (50138484)
梅村 直己  明海大学, 歯学部, 助教 (80609107)
キーワード歯髄幹細胞 / 硬組織再生
研究概要

昨年度までに、ラット歯髄細胞、及び、ヒト歯髄細胞に対して、洗浄血小板の添加により、著しく石灰化が促進されることを確認している。そこで、本年度は、ヒト歯髄細胞から歯髄幹細胞を分離し、同幹細胞に対する洗浄血小板の効果を確認した。
歯髄幹細胞の性格を持つとされる、CD34陽性細胞を、磁気ビーズを用いてセルソーターにて分取した。この細胞が幹細胞の特徴を持つか否かを同定するため、coliny forming assay、細胞周期解析を行ったところ、幹細胞に類似する結果が得られた。そこで、同細胞における、デンティンシアロプロテイン(DSC)の発現を検討したが、DSCの発現は認められなかった。また、アリザリンレッドS染色による、石灰化の測定においても、同幹細胞は非常に弱い石灰可能しか示さなかった。ヒトの場合、幹細胞単独での分化が進まない可能性が考えられるため、現在、フィーダー細胞を検索中である。

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公開日: 2015-05-28  

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