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2011 年度 実施状況報告書

歯根膜細胞が産生する単球走化性因子MCPー1の歯科補綴学における臨床的意義

研究課題

研究課題/領域番号 23592866
研究機関明海大学

研究代表者

岡本 和彦  明海大学, 歯学部, 准教授 (50271234)

研究分担者 竹下 玲  明海大学, 歯学部, 准教授 (70236454)
高野 安紀子  明海大学, 歯学部, 講師 (20337504)
藤澤 政紀  明海大学, 歯学部, 教授 (00209040)
安井 利一  明海大学, 歯学部, 教授 (20146252)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード歯学 / ストレス / 歯根膜 / MCP-1
研究概要

ヒトの組織片からout growth した細胞群から得た歯根膜線維芽細胞を継代培養し,本細胞の基本的キャラクターを検討した.その結果,本細胞は,形態的に長細い形をしており,ALPが非常に高かった.これらの特徴は,既報で報告されているものと一致していることから,本研究を行うために用意した本細胞は,歯根膜線維芽細胞であると考えられる.また,本細胞のMCP-1発現について,培養情勢中のMCP-1について,このケモカイン測定用ELISAキットを用いて検討した.その結果,本細胞は,通常,MCP-1を,ほとんど発現していないことが明らかとなった.また,本細胞にIL-1を添加すると,多量のMCP-1を発現することが明らかとなった.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ヒトの組織片から歯根膜線維芽細胞を得て,継代培養することができるようになったが,本細胞のMCP-1の発現についての検討を現在行っている.

今後の研究の推進方策

得られた歯根膜線維芽細胞を実験に必要とする量にまで培養するのに長時間を必要とする.そのため,実験を行うまでの用意に時間が必要とされるのが問題点である.そこで,その対策として,細胞を大量培養して,凍結ストックするようにする予定である.

次年度の研究費の使用計画

臨床的な咬合圧を想定したin vitro での適切なメカニカルストレスの与え方についての検討を行うにあたり培養細胞伸展システムの自動伸展システム(ストレック:Strex)を購入する予定である,

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] A Case Report of the Removable Partial Denture with the Magnetic Attachment Applied to the Pontic of Anterior Bridge2012

    • 著者名/発表者名
      Sone M, Toyota Y, Negoro R, Yorichika S, Okamoto K, Ohkawa S
    • 雑誌名

      明海歯科医学

      巻: 40 ページ: 65-67

    • 査読あり
  • [学会発表] Impression techniques for a mandibular denture retained by 2 dental implants2012

    • 著者名/発表者名
      Hsu YT, Okamoto K
    • 学会等名
      Hinman Dental Meeting
    • 発表場所
      Atlanta, GA,USA
    • 年月日
      2012年3月

URL: 

公開日: 2013-07-10  

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