現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は、磁気刺激に対する咬筋抑制反射を発現させ、その発現様相と年齢の関連を検索し、咬筋の反射を利用した客観的な診断の基準値を示すことを目的とした。これまでに、若年群と高齢群に分け実験を行い、ES1は若年群、高齢群のどちらにも発現したが、ES2は高齢群には発現せず、年齢の影響を示唆する結果を得た。さらに、その原因や意義を解析し、触覚閾値、疼痛閾値の測定を同時に行い合わせて検討した。 その結果をこれまでに国内外で学会発表を行い、以下のように国際誌に論文として受理されている。Influence of age and gender on trigeminal sensory function and magnetically evoked masseteric exteroceptive suppression reflex. Osamu Komiyama, Ryoko Nagata, Takashi Iida, Kelun Wang, Peter Svensson, Lars Arendt-Nielsen, Antoon De Laat, Misao Kawara. Arch Oral Biol 2012 in press
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