研究課題
基盤研究(C)
大阪大学歯学部倫理委員会において承認を得た上で臨床研究を遂行した。小児の顎裂患者に対して、あごの骨とハイドロキシアパタイトアガロースゲル(HApゲル)混和して移植した。自家骨移植と同様に、術後約3ヶ月で骨再生が認められた。HApゲルを使用することにより、骨移植において、腸骨採取を回避することができた。すなわち、患者への手術侵襲及び身体的苦痛の軽減、入院期間の短縮、術後運動制限の緩和をもたらした。さらに、HApゲル単体よりも、骨髄間葉系幹細胞をHApゲル上で培養し、骨欠損部へ移植したほうが、より速くより多くより質の良い骨再生ができることを、培養実験及び動物実験で明かにした。
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International Journal of Oral and Maxillifacial Surgery
巻: 42:10 ページ: 1180-1181
J Tissue Eng Regen Med
巻: 7 ページ: 51-60
10.1002/term.495
http://hospital.dent.osaka-u.ac.jp/formedical/attached/00000