研究課題
基盤研究(C)
ヒト口腔癌細胞(OSCC)に傷害活性を有する新規テトラハイドロイソキノリン誘導体類(TQ)のデザインを行った。TQの構造とOSCCの細胞傷害活性に有意な相関関係があることから、OSCCにより高い活性を持つ新規TQの分子設計をおこなった。デザインソフトを用いてTQ骨格の2位に付いた置換基変換により想定された対象化合物は3984種類あったが、TQのLog Pは2.2付近に活性があったので、Log Pが2.0~2.3の化合物に絞り込み、合成のし易さを考慮して60種類の化合物を想定し分子記述子を得た。分子記述子から細胞傷害活性が期待される新規化合物の検索を行っている。
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