研究課題/領域番号 |
23592917
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
畠山 大二郎 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60377653)
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研究分担者 |
川口 知子(武田知子) 岐阜大学, 医学部附属病院, 医員 (30509815)
玉置 也剛 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (40585303)
飯田 一規 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (30585237)
柴田 敏之 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50226172)
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キーワード | 歯髄細胞 / iPS細胞 |
研究概要 |
ヒト智歯由来歯髄細胞の細胞株からのiPS細胞の誘導効率と誘導された各々のiPS細胞の特性について比較・解析することで、より良質なiPS細胞を誘導することを本研究では目的としている。 そのために、DNAアレイを用いて、誘導効率に差異の認められた細胞株間での解析を行い、発現が5倍以上認められる遺伝子を19遺伝子ピックアップした。 これらの遺伝子について、それぞれ遺伝子導入を行い、iPS細胞の誘導効率を検討した結果、DLX4遺伝子を誘導した細胞において、iPS細胞の誘導効率の上昇を認めた。 さらに免疫不全マウスにおいて、テラトーマの形成を確認した。 現在この遺伝子について、各種解析を加えて検討を行っているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
DLX4の解析において、やや難渋している。
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今後の研究の推進方策 |
DLX4遺伝子の作用機序の解析が必要であり、これを重点的に進めていく。 また、より効率的なiPS細胞誘導に関与する遺伝子の解析を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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