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2013 年度 実績報告書

口腔癌に対する超選択的動注法のための複合画像誘導手法による手術支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23592932
研究機関横浜市立大学

研究代表者

不破 信和  横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員教授 (50156981)

研究分担者 藤内 祝  横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50172127)
光藤 健司  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (70303641)
岩井 俊憲  横浜市立大学, 附属病院, 助教 (00468191)
キーワード口腔癌 / 超選択的動注法 / カテーテル / ナビゲーション / 手術支援システム
研究概要

口腔癌患者に対する超選択的動注法のための手術支援システムを構築するにはナビゲーションシステムの精度を向上や術中の患者頭部の位置変化による頸動脈の変形を考慮するだけでは不十分であり,手術室内での磁場の影響も考慮する必要がある.そのため,本年度は磁気式カテーテルナビゲーションシステムの精度に及ぼす手術室内の金属の影響について検討した.registration用のセンサープローブ (以下,プローブ) と磁場を発生させるField Generator(FG)の位置関係を規定し実験を行った.まず,registration用プローブを3次元空間上,一定間隔の距離ずつ移動可能とするためのプローブ固定器具,プローブ位置決め器具を作製した.次に,全ての実験においてプローブとFGの3次元的な位置関係(位置と姿勢)の再現性を得るために,FG3点位置決め器具とプローブ治具を作製した.そして,金属の影響を除外した理想環境として実験室と金属の影響がある手術室でナビゲーションシステムの誤差を計測した.頭頸部領域に限定した場合とそれよりも広い領域で各環境下にて検討した.頭頸部領域に計測範囲を絞れば理想環境においてナビゲーションシステムのRMSE±Std.は0.93±0.66 mm ,手術室では0.82±0.02 mm となり,金属の影響を受ける手術室でも理想環境と同等の使用空間を見出すことが可能であった.本検討によりこれまでに開発してきた磁気式ナビゲーションシステムは実臨床でも使用できる可能性が示唆された.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 口腔癌に対する逆行性超選択的動注法のための磁気式カテーテルナビゲーションシステムの開発2013

    • 著者名/発表者名
      大屋貴志,王 君臣,岩井俊憲.光藤健司,加藤峰士,金沢 昇,廖 洪恩,小林英津子,佐久間一郎,藤内 祝
    • 学会等名
      第37回日本頭頸部癌学会
    • 発表場所
      京王プラザホテル(東京都新宿区)
    • 年月日
      20130613-20130614

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公開日: 2015-05-28  

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