• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

流体解析シミュレーションによる顎骨移動前後の気道形態と呼吸機能の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23592933
研究機関横浜市立大学

研究代表者

大村 進  横浜市立大学, 市民総合医療センター, 准教授 (50145687)

研究分担者 藤内 祝  横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50172127)
大島 まり  東京大学, その他の研究科, 教授 (40242127)
岩井 俊憲  横浜市立大学, 大学病院, 助教 (00468191)
キーワード顎変形症 / 下顎前突症 / 流体解析 / 気道 / 流体シミュレーション
研究概要

下顎後方移動術の上気道形態への影響についてこれまで多く報告されているが,上気道を通過する気流への影響に関する報告はいまだ少ない.そこで,本研究では下顎枝矢状分割術(SSRO)前後のCT撮影により得られたデータとcomputational fluid dynamics(CFD)の手法を用いて上気道の流体力学的解析を行った.下顎前突症と診断しSSROを行った患者10名を対象とした.術前後に撮影したマルチスライスCTのDICOMデータからソフトウェアを用いて副鼻腔を除く上気道の三次元形態モデルを作製し,pre-processorソフトウェアにて流体解析用計算格子を付与し,流体解析ソフトウェアを用いて大気圧下気温20℃での安静時吸気を想定した流体シミュレーションを行った.入口境界条件は200ml/sとなるように境界面に法線ベクトルで速度を与え,出口は自由流出条件,壁面はnon-slip境界条件とした.シミュレーション結果をpost-processorソフトウェアにインポートし,上・中・下咽頭の各領域での圧力損失を算出し,術前後で比較した.全症例の上気道において術後に圧力損失の増加が認められた.各領域において術前後で上咽頭の圧力損失の増加率はほとんどの症例で最大となった.流量が一定であれば圧力損失は抵抗と比例するため,下顎前突症患者における下顎後方移動術で上気道の通気抵抗の増加が確認できた.また,術後に圧力損失の増加率が最も大きい部位は上咽頭で,術後の通気抵抗を考慮する場合は中咽頭のみならず上咽頭への影響を考慮する必要があると思われた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 下顎枝状分割術による下顎後方移動に伴う上気道変化の流体力学的解析2013

    • 著者名/発表者名
      矢島康治,岩井俊憲,本田康二,君塚幸子,村田彰吾,藤田紘一,渋谷直樹,島崎一夫,大村 進,藤内 祝.
    • 学会等名
      第23回日本顎変形症学会
    • 発表場所
      大阪国際会議場(大阪府大阪市)
    • 年月日
      20130622-20130623

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi