研究課題
基盤研究(C)
下顎後方移動術により影響を受けた咽頭気道領域(PAS)の形態と圧力損失関係を数値流体力学により明らかにするために,下顎後方移動術を受けた下顎前突症患者10名を対象とし,術前後のCTデータからそれぞれ3次元気道モデルを構築した.気道の流体シミュレーションは、患者の吸気(200ml/s)を想定して行った.反復計算の収束後,PASにおける圧力損失を算出した.すべての症例においてPASにおける圧力損失は下顎後方移動術後に増加し,軟口蓋レベルでの最小断面積と非常に高い相関があった.断面積が1cm2以下の時,PASにおける圧力損失は急激に増大する傾向があった.
すべて 2013
すべて 学会発表 (4件)