研究課題/領域番号 |
23592940
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
坂田 康彰 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (50322425)
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研究分担者 |
佐藤 毅 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (60406494)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | RAS |
研究概要 |
今回の研究実施にあたり、埼玉医科大学倫理委員会に研究実施の申請および実施計画書を提出し、研究申請No.605として、同倫理委員会より研究実施の許可を得た。下記選択基準にて平成23年4月以降にサンプリングを実施した。選択基準・過去5年間に年間平均4回以上孤立性アフタを発症する状態をRASと定義し、RASにて埼玉医科大学病院歯科・口腔外科に通院中の患者およびその家族(被験者)からなる50家系。・対象は問診等を参考にしてRAS罹患者が複数存在しかつ非罹患者も存在する家系であることが望ましいが、患者本人以外、被験者にRAS罹患者がいなくても構わない。・対象家系内では患者本人を含めた核家族が形成できる構成でサンプル採取が可能な家系。収集したサンプルは、平成24年3月末の時点でRAS患者およびその家族17家系70サンプルであった。収集したサンプルは、一時的に-4℃にて保管し、分担研究者の佐藤毅により、可及的すみやかにDNA抽出を行い、-20℃にて保存している。なお、DNA抽出後のサンプルは、当院倫理委員会が指定した個人情報管理者および個人情報管理補助者(当科医局員)が作成した対応表(個人情報管理補助者が施錠、保管)を新たに作成しナンバーリングを行うことにより、個人情報が削除され、匿名化されている。目標サンプル数は50家系なので、サンプル収集の状況を考慮すると、さらに、1年程度はサンプリングを行う必要があると考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
サンプル収集が目標50家系であるのにたいし、1年で17家系しか集まっていない。
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今後の研究の推進方策 |
目標サンプル数に達ししだい、DNA解析を開始する。なお、次年度使用額2667円については、DNA抽出のための試薬の購入価格が予定価格より若干低かったため生じた。来年度以降も、DNA抽出作業は継続するため、DNA抽出試薬の購入に充当する。
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次年度の研究費の使用計画 |
DNA抽出およびDNA解析のための試薬購入。学会発表のための旅費。
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