研究課題
基盤研究(C)
AMF単量体を過剰分泌させると癌細胞と線維芽細胞の遊走を誘導する。AMF単量体を過剰分泌させると一部は二量体を形成する。分子量は非還元で55キロダルトンと110キロダルトンの二種類のバンドが確認され、還元では65キロダルトンの単一バンドとなる。N末端側の一カ所に点変異を加えるとアミノ酸の置換が生じ、二量体形成しなくなる。二量体形成をしないAMFを過剰分泌させると細胞遊走は誘導するが、上皮間葉移行を誘導しなくなる。AMFは高親和性受容体を介して細胞遊走を誘導することから、低親和性受容体は上皮間葉移行に関わっていることが強く示唆された。
外科系歯学