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2013 年度 実績報告書

ホルモンレセプターをターゲットにした悪性唾液腺腫瘍の新規治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23592965
研究機関九州大学

研究代表者

住田 知樹  九州大学, 大学病院, 講師 (50314951)

キーワード唾液腺腫瘍 / ホルモンレセプター
研究概要

まず、エストロゲンレセプター発現唾液腺癌細胞を用いての研究から始めたが、レセプター発現唾液腺癌細胞ではエストロゲン投与が増殖、浸潤を促進することをin vivoにおいても確認した。さらに現在、in vitroにおけるアンドロゲンのレセプターに関しても唾液腺癌における発現の報告が散見されため、調査したところ、ほぼ100%の確率でinvasive ductal carcinomaでは発言していることがわかった。唾液腺培養細胞に遺伝子導入し、増殖野浸潤を調査しているが、残念ながら気管内に研究を終えることができなかった。培養細胞系での実験や動物実験にてこれらのホルモンの効果を報告した論文は我々の過去の報告以外に見られない。従って、このホルモン各種性ホルモンレセプターをターゲットにした悪性唾液腺癌の新規治療法の開発は、これまでにない独創的なものとなるはずである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] Targeting Id1 reduces proliferation and invasion in aggressive human salivary gland cancer cells.2013

    • 著者名/発表者名
      31. T Sumida, R Murase, A Onishi-Ishikawa, SD McAllister, H Hamakawa, and PY Desprez.
    • 雑誌名

      BMC Cancer

      巻: 25 ページ: 141-149

    • DOI

      10.1186/1471-2407-13-141

    • 査読あり
  • [雑誌論文] The expression and roles of Id1 and Id2 in the aggressive phenotype of human oral squamous cell carcinoma cells.2013

    • 著者名/発表者名
      R Murase, T Sumida, S H Liu, T Yoshimura, A Ishikawa, F C Wei, T Tano, H Hamakawa.
    • 雑誌名

      Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology

      巻: 13 ページ: 12-17

    • DOI

      org/10.1016/j.ajoms.2012.06.003

    • 査読あり

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公開日: 2015-05-28  

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