研究課題
まず、エストロゲンレセプター発現唾液腺癌細胞を用いての研究から始めたが、レセプター発現唾液腺癌細胞ではエストロゲン投与が増殖、浸潤を促進することをin vivoにおいても確認した。さらに現在、in vitroにおけるアンドロゲンのレセプターに関しても唾液腺癌における発現の報告が散見されため、調査したところ、ほぼ100%の確率でinvasive ductal carcinomaでは発言していることがわかった。唾液腺培養細胞に遺伝子導入し、増殖野浸潤を調査しているが、残念ながら気管内に研究を終えることができなかった。培養細胞系での実験や動物実験にてこれらのホルモンの効果を報告した論文は我々の過去の報告以外に見られない。従って、このホルモン各種性ホルモンレセプターをターゲットにした悪性唾液腺癌の新規治療法の開発は、これまでにない独創的なものとなるはずである。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
BMC Cancer
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