研究課題
基盤研究(C)
5-FU耐性の口腔扁平上皮癌細胞株は、親株である5-FU感受性株と比べてmiR-30aが有意に発現上昇しており、そのことはG1アレスト細胞の増加と関連していた。また、ルシフェラーゼアッセイより、miR-30aがcyclin E2の翻訳抑制に関与していることが明らかとなった。さらに、miR-30aの発現を抑制することで、cyclin E2の発現上昇によりG1アレスト細胞が減少し、5-FU感受性が有意に上昇した。以上より、miR-30aは、OSCCの5-FU耐性克服のための標的となりうる可能性が示唆された。
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