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2013 年度 研究成果報告書

口腔癌再発に関わる骨髄単球細胞のマクロファージへの分化機構

研究課題

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研究課題/領域番号 23592971
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

來生 知  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30545059)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードがん微小環境
研究概要

口腔癌において、放射線治療後の再発、再増殖にCD11b+骨髄単球細胞が関与していることが示唆された。マウス実験において、CD11b+骨髄単球細胞は腫瘍が再発、再増殖を開始する直前に腫瘍内へと誘導されており、さらに、これらの細胞の一部は血管の安定化、正常化を担う血管新生誘導因子Tie2を発現したTEM(Tie2-expressing macrophage)であったことからも、CD11b+骨髄単球細胞が、照射後の腫瘍血管の再形成と、それによる腫瘍の再発、再増殖に深く関与していることが考えられる。また、誘導されたCD11b+骨髄単球細胞の多くがM2マクロファージで腫瘍増殖に寄与するものと思われる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 癌再発に関わる微小環境ニッチと骨髄単球細胞の役割2011

    • 著者名/発表者名
      來生知
    • 雑誌名

      横浜医学

      巻: 62 ページ: 539-44

    • 査読あり
  • [学会発表] 口腔癌に対する分子標的治療の基礎と臨床2013

    • 著者名/発表者名
      來生知
    • 学会等名
      第58回日本口腔外科学会総会.シンポジウム
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2013-10-11

URL: 

公開日: 2015-07-16  

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