研究課題
基盤研究(C)
本研究では、舌表在性癌における局所再発・リンパ節転移の予後判定と予防につながる臨床病理診断基準の策定を目指して、外科切除症例における異型上皮の表現型について免疫病理組織学的に検討した。舌上皮の悪性度評価として、CK13の発現変化とKi-67陽性増殖核の多層化を指標として上皮異型を4段階にスコアリングすることにより、切除範囲指標となるヨード染色での異型上皮不染性と上皮細胞表現型とを概ね照合できた。連続薄切標本の多重免疫標識に基づく3次元定量解析では、基底側から上皮層を直視することによって局所での増殖活性亢進・多層化の様子を捉えるとともに、増殖活性と上皮表現型との関連も確かめられた。
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