研究課題
基盤研究(C)
口腔癌の外科治療後の咀嚼機能評価を行った。対象は口腔癌63例(舌癌15例、下顎歯肉癌17例、上顎歯肉癌31例)で、方法は色変わりチューインガムを用いた。咀嚼機能障害は、再建なしの舌部分切除群では軽度であったが、再建を伴う舌口底半側切除、亜全摘群の切除群においては有意に不良であり、舌による食塊運搬能低下が原因と考えられた。下顎辺縁切除、下顎区域切除例の咀嚼機能に有意差はなく、下顎区域切除においても下顎再建を行えば、良好な咀嚼機能が得られると考えられた。上顎切除後の咀嚼機能は残存歯の咬合支持域がないものでは顎義歯によるリハビリテーションを行っても不良であった。
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