研究課題
基盤研究(C)
口腔顔面領域のヒトの神経障害を非侵襲的に可視化するために高い空間分解能とコントラスト分解能をもつ2種類のMR画像法の確立と臨床応用を検討した。実際に三叉神経損傷後に慢性疼痛を呈する患者での検索を行い、病的な再生をした神経線維や増生した瘢痕組織に相当する形態を描出することができた。本研究による方法は神経再生異常に伴う神経病理組織を反映した画像法といえ、三叉神経障害の診断や治療方針の策定に有用になるであろう。
歯学口腔外科