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2011 年度 実施状況報告書

ナノ磁性粒子遺伝子導入法による骨再生

研究課題

研究課題/領域番号 23592987
研究機関京都大学

研究代表者

園部 純也  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50464219)

研究分担者 別所 和久  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90229138)
塚本 容子  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 医員 (30437230)
中尾 一祐  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 医員 (40599932)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード遺伝子導入 / 骨再生 / 骨形成因子
研究概要

当該年度の研究成果はほぼ予定通りに遂行したと考えられる。 まず、申請者らが以前から行ってきた手法で、BMP-2プラスミドベクター(pCAGGS-BMP-2)とコントロールベクターであるLacZプラスミドベクター(pCAGGS-LacZ)を問題なく作製した。また同時にラット骨髄間葉系幹細胞の採取を行った。骨髄細胞培養時に適宜培養条件を検定し行い、コロニー形成後、細胞塊を採取し継代した。幹細胞を単離、同定するために、フローサイトメトリーを用い、表面マーカーであるCD90、CD29陽性であることを確認した。 ここまではほぼ研究計画は順調と考えており、遺伝子導入の準備が整ったといえる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

マグネトフェクション法による遺伝子導入法を検定するうえで、遺伝子導入目的細胞の取得、プラスミドベクターの準備が整ったといえるため。

今後の研究の推進方策

当該年度で遺伝子導入の準備がほぼ完了した。この準備をもとに、次年度はマグネトフェクション法によるBMP-2遺伝子導入により、幹細胞への導入効果を検定する。RT-PCRでBMP-2のmRNAを定量し遺伝子幹細胞の骨分化能を、in vitro, in vivoで確認する。

次年度の研究費の使用計画

翌年度研究計画を遂行するに当たり、遺伝子導入にかかる消耗品の購入、実験動物の購入、飼育費用、研究成果の発表や学会参加などの情報収集のため、平成24年度は1,200,000円、平成25年度は700,000円が予定通り必要になると考えられる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 先天性プロテインC欠乏症患者の抜歯経験2011

    • 著者名/発表者名
      佐々木結梨、陳資史、中野慎太郎、園部純也、別所和久
    • 学会等名
      第23回日本口腔科学会近畿地方会
    • 発表場所
      大阪市(大阪市立総合医療センター)
    • 年月日
      2011月12月3日
  • [学会発表] 咀嚼筋腱・腱膜過形成症の臨床的観察2011

    • 著者名/発表者名
      陳資史、藤村和磨、岡本孝博、園部純也、別所和久
    • 学会等名
      第24回日本顎関節学会総会
    • 発表場所
      広島市(広島県民文化センター)
    • 年月日
      2011年7月23-24日
  • [学会発表] 顎顔面外傷後の機能障害に対する治療経験2011

    • 著者名/発表者名
      陳資史、園部純也、後藤和久、高橋克、別所和久
    • 学会等名
      第42回日本口腔外科学会近畿地方会
    • 発表場所
      大阪市(大阪府歯科医師会館)
    • 年月日
      2011年6月25日
  • [学会発表] 下顎枝に認められた単純性骨嚢胞の1例2011

    • 著者名/発表者名
      陳資史、園部純也、大久保康則、別所和久
    • 学会等名
      第56回日本口腔外科学会総会
    • 発表場所
      大阪市(大阪国際会議場)
    • 年月日
      2011年10月21-23日

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公開日: 2013-07-10  

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