研究課題
基盤研究(C)
歯根形成期を再現する実験系が確立されていない事から、歯根形成期には未だ不明な点が多い。そこで本研究では、申請者らが開発したTDL培養法を応用した歯根形成期の実験系確立を試みた。歯根上皮の分離が困難な事からTDL培養には至らなかったが、パールカンが歯髄細胞の分化マーカーとなりうる事を明らかにした。また、ヘルトビッヒの上皮鞘の伸長・断裂で生じるマラッセの上皮遺残がラット切歯では認めず、上皮鞘が「断裂しない」または「断裂しても上皮断片は残らない」可能性が示唆された。
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Clin Oral Implants Res
巻: Vol.23、No.11 ページ: 1314-1319
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