2013 年度研究成果報告書

顎整形力を用いた下顎頭再生機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号	23593030
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	矯正・小児系歯学
研究機関	広島大学
研究代表者	藤田正広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (90335662)
研究分担者	白倉摩耶広島大学, 大学院医歯薬保険学研究院, 助教 (70549013)
研究期間 (年度)	2011 – 2013
キーワード	下顎頭再生 / 機能的矯正装置
研究概要	下顎骨の成長発育に対する関節円板の重要性を検討する目的で以下の研究を実行した。ラットに両側関節円板切除術を施したものを関節円板切除群（9匹）とし、対照群（5匹）には同週齢偽処置ラットを用いた。形態計測学的分析の結果、関節円板切除群の下顎頭は対照群と比較して、幅径に有意差は認められなかったものの、高径は有意に小さい値を示した。また、下顎骨骨体長は対照群と比較して有意に小さかった。組織学的には、関節円板切除群では対照群と比較して下顎頭の扁平化および線維層の肥厚、肥大細胞層の菲薄化が明らかとなった。