研究課題
基盤研究(C)
TGF-β受容体(TβR-I, -IIおよび-III)の発現様式は、二次口蓋の癒合に深く関わっていると報告されている。本研究目的は、siRNAを使用し二次口蓋癒合時の3種の受容体の機能を比較することである。siRNA治療群では、受容体の発現を約85%以上抑制した。siTβR-IもしくはsiTβR-II、治療群の前方および後方部の二次口蓋は口蓋裂を呈していた。siTβR-III治療群の口蓋は、正中上皮が残存していた。また、受容体の機能を抑制した結果、SMAD2のリン酸化を阻害し、MMP-13の発現にも影響を及ぼした。二次口蓋癒合時において、受容体の機能がそれぞれ異なることが示唆された。
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