研究課題
基盤研究(C)
EL/seaマウスにみられる歯種特異的な歯胚消失は、上皮と間葉の間に存在する基底膜分子であるインテグリンα3β1あるいはα6β1を介するラミニンα5への接着異常が原因と考えられた。その作用機序としては、インテグリンβ1とラミニンα5の相互作用が働かないためアポトーシスの抑制に異常が生じ、結果として歯胚の発育に関与する遺伝子群の細胞活性の低下を招き、歯胚の発育が停止し、最終的には消失する可能性が示唆された。
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