研究課題/領域番号 |
23593059
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
荒川 真 広島大学, 大学病院, 助教 (60379881)
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研究分担者 |
鈴木 茂樹 広島大学, 大学院医歯薬保健学研院, 助教 (30549762)
山下 明子 広島大学, 大学院医歯薬保健学研院, 助教 (70511319)
西村 英紀 九州大学, 大学院歯学研究院, 教授 (80208222)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | カテプシンL / 多毛症 / ヒト歯肉線維芽細胞 |
研究概要 |
近年歯肉増殖症の発症にカテプシン活性の低下が関与すると考えられている。また、先天性歯肉増殖症で著明な多毛症を合併する症例が複数報告されている。そこで、多毛症を合併した先天性歯肉増殖症患者由来歯肉線維芽細胞と健常者由来の歯肉線維芽細胞のカテプシン活性を比較検討した。 その結果、歯肉増殖症患者の歯肉線維芽細胞ではカテプシンL活性が低下していた一方、カテプシンB活性は上昇していた。さらに、カテプシンL欠損マウスでhair follicleのturn overに異常が見られたことから、カテプシン活性の低下が多毛症の成因にも関与する可能性が考えられた。
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