研究課題/領域番号 |
23593096
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
邵 仁浩 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (10285463)
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研究分担者 |
安細 敏弘 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80244789)
粟野 秀慈 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (20301442)
吉田 明弘 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (20364151)
峰岡 哲郎 九州歯科大学, 歯学部, その他 (50571402)
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キーワード | 歯周病 / ストレス評価 / 唾液検査 / 質問紙調査 / ホルモン |
研究概要 |
本研究では、唾液中バイオマーカーを用いた歯周病検査方法と、それを補完するライフスタイルや全身的健康状態などの多元的要因を考慮した歯周病に関する質問紙とを開発し組み合わせることで、歯周病の病態を正確に把握できるプロービングに替わる新しい歯周病検診システムの構築を目的としている。本研究のデザインは、40歳以上の地域住民を対象としたケース・コントロール研究である。 平成24年度は、パワー指標による予定人数に達しなかったため、引き続きデータを収集した。また、統計学的手法を用いた解析作業による唾液中バイオマーカーを用いた歯周病検査方法の有効性の検討および多元的尺度構成を具備した自己記入式質問紙票の試作を行い、質問紙暫定版の各項目について因子分析を用い因子の抽出と意味付けを行い尺度構成した。尺度構成された項目について、内部整合性や歯周病との関連性を検討し、整理・改良を行った。再度収集されたデータに基づき、質問紙の信頼性・妥当性の検討を総計学的に行う唾液中バイオマーカーを用いた歯周病検査方法の有効性検討のためデータ入力および統計解析を進め、歯周病罹患者群と歯周病に罹患していないコントロール群間の比較検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
質問紙暫定版の各項目について因子分析を用い因子の抽出と意味付けを行い尺度構成した。尺度構成された項目について、内部整合性や歯周病との関連性を検討し、整理・改良を行ったが、さらなる改良を必要とする尺度があることである。平成25年度にはこれらの点について改善していく予定である。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度は口腔内診査、唾液検査、質問紙調査を再度行い、唾液中バイオマーカーを用いた歯周病検査方法と、それを補完するライフスタイルや全身的健康状態などの多元的要因を考慮した歯周病に関する質問紙とを組み合わせた場合の評価基準によるスクリーニングと実際の病態との検証を統計学的に行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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