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2013 年度 研究成果報告書

ニコチンが血管内皮細胞を介し骨吸収を促進することを証明する

研究課題

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研究課題/領域番号 23593099
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会系歯学
研究機関奥羽大学

研究代表者

廣瀬 公治  奥羽大学, 歯学部, 教授 (10218836)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード歯学 / 細胞 / 歯周病
研究概要

喫煙が歯周病のリスクファクターであることを実験的に証明するためにヒト静脈血管内皮細胞(HUVEC)に対しニコチンが骨吸収を促進するサイトカインの産生を制御するか否かについて検索を行った。その結果、ニコチンはHUVECから豊富に産生され、骨吸収に抑制的に作用するOsteoprotegerin(OPG)のmRNA発現を抑制した。一方これとは反対に骨吸収を促進するReceptor activator of nuclear factor kappa-B ligand(RANKL)のmRNA発現を促進した。以上の結果は、喫煙が歯周病のリスクファクターとなることを強く示す基礎的知見である。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] 歯肉上皮細胞における抗菌タンパク質産生機構に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      佐藤直生、廣瀬公治、大植一樹、福井和徳
    • 雑誌名

      Orthod. Weves-Jpn.Ed

      巻: Vol.72、No.1 ページ: 17-24

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 塩化リチウムによるβ-cateninのリン酸化阻害がラット象牙芽細胞分化とectodin発現に及ぼす影響について2013

    • 著者名/発表者名
      門倉弘志、山崎崇秀、和田康弘、菊井徹哉、西村翼、廣瀬公治、横瀬敏志
    • 雑誌名

      日歯保存誌

      巻: Vol.56、No.3 ページ: 231-238

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 培養環境pHが及ぼす骨芽細胞のサイトカイン産生についての研究2012

    • 著者名/発表者名
      黒田栄子、廣瀬公治、佐藤直生、福井和徳
    • 雑誌名

      奥羽大歯誌

      巻: Vol.39、No.4 ページ: 219-226

    • 査読あり
  • [学会発表] ニコチンは単球におけるカスパーゼ-1の発現を増強する2013

    • 著者名/発表者名
      廣瀬公治
    • 学会等名
      第62回日本口腔衛生学会・総会
    • 発表場所
      松本市
    • 年月日
      2013-05-17
  • [学会発表] ニコチンが誘導する歯肉上皮細胞からの炎症性サイトカインの誘導2012

    • 著者名/発表者名
      廣瀬公治
    • 学会等名
      第61回日本口腔衛生学会・総会
    • 発表場所
      横須賀市
    • 年月日
      2012-05-27
  • [学会発表] ニコチンによるマクロファージのTLR-2発現誘導について2011

    • 著者名/発表者名
      廣瀬公治
    • 学会等名
      第60回日本口腔衛生学会・総会
    • 発表場所
      松戸市
    • 年月日
      2011-10-09
  • [学会発表] ニコチンとLPSは血管内皮細胞のTLR-2のmRNA発現を誘導する2011

    • 著者名/発表者名
      大橋明石
    • 学会等名
      第60回日本口腔衛生学会・総会
    • 発表場所
      松戸市
    • 年月日
      2011-10-09

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公開日: 2015-07-16  

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