研究課題
基盤研究(C)
近年、女性高齢者の喫煙率の増加が指摘されているため、におい識別装置で喫煙による口臭の特性を検討したところ、喫煙者の口臭には、硫化水素、硫黄系、芳香族系の成分が強く関与していることがわかった。また、高齢になるほど歯周病の進行と関連するメチルメルカプタンの濃度が高くなる傾向が示され、高齢者ほど口腔清掃が重要であることが示唆された。さらに、口臭に関する質問調査では、高齢者の口臭は身近な人とのコミュニケーションを阻害する大きな要因となっている可能性が示唆された。
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日本歯科人間ドック学会誌
ページ: 24-2