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2013 年度 実績報告書

唾液分泌障害に対するレスベラトロールの効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23593111
研究機関鶴見大学

研究代表者

梁 洪淵  鶴見大学, 歯学部, 講師 (10298268)

研究分担者 斎藤 一郎  鶴見大学, 歯学部, 教授 (60147634)
美島 健二  昭和大学, 歯学部, 教授 (50275343)
井上 裕子  日本薬科大学, 薬学部, 准教授 (50367306)
キーワードレスベラトロール / 酸化ストレス / ドライマウス / 口腔乾燥症
研究概要

最終年度は高レスベラトロールの摂取による唾液分泌促進効果を検討すると共に、レスベラトロールの作用として知られている糖や脂質の代謝に改善が認められるかについても検討した。対象はシェーグレン症候群罹患者9名、二重盲検比較試験を用いて研究した。
レスベラトロールは1カプセルに76mg、1日に300mgを摂取し、測定項目は抗SS-抗体、抗SS-B抗体、抗核抗体、IgG、アミラーゼ、IL-6、血算8種、酸化ストレスマーカー、PWV(Pulse Wave Velocity)、糖代謝、脂質代謝、LDL-Cなどの検査と問診票により摂取前後ならびにプラセボ摂取との比較検討をした。その結果、含有サプリメント摂取群では摂取前に比較して摂取することにより唾液分泌量は増加傾向を示したが、プラセボサプリメント摂取することでは唾液分泌量に差を認めなかった。加えて、ホモシステイン、HbA1c、IL-6は有意差をもって減少したが、LDL-CやPWVは明らかに増加した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 図書 (2件)

  • [図書] 機能性食品素材のためのヒト評価. 第5章 口腔2013

    • 著者名/発表者名
      梁 洪淵
    • 総ページ数
      11
    • 出版者
      シーエムシー出版
  • [図書] オーラルヘルスケア機能性食品の開発と応用-アンチエイジングを目指した口腔ケアを中心に- 第2章 機能性食品によるドライマウス改善.2013

    • 著者名/発表者名
      梁 洪淵
    • 総ページ数
      10
    • 出版者
      シーエムシー出版

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公開日: 2015-05-28  

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