研究課題/領域番号 |
23593121
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
井瀧 千恵子 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (00285008)
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研究分担者 |
山辺 英彰 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (50125465)
冨澤 登志子 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70333705)
田上 恭子 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (80361004)
漆坂 真弓 弘前大学, 保健学研究科, 講師 (70326304)
北島 麻衣子 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (70455731)
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キーワード | 生活習慣病 / 教育プログラム / eラーニング / 運動指導 / リスクマネジメント |
研究概要 |
本研究では、4年制の看護学生を対象に、糖尿病患者の運動を中心とするセルフマネジメント支援を学習するための基礎知識と、患者とのインタラクティブな経験を含む参加型学習とを組み合わせ、運動時のリスクマネジメントに関するeラーニング学習システムからなる教育プログラムの開発および効果の検証を目的とする。 平成25年度はセルフマネジメント支援に関する教育プログラムの実践とeラーニング学習システムを作成した。セルフマネジメント支援に関する教育プログラムの実践においては、毎月1回開催される糖尿病患者の運動を中心とする健康教室において、身体計測、歩数計の管理、運動前の体調管理、看護教員とともに健康上の問題についての健康相談を行った。教育プログラムでは、学生が主体となって運動前の準備体操としてのストレッチ運動を実践した。公開講座や地域のウォーキング大会に参加する際には、事前に運動時のリスクマネジメントの講義を受け、市街地から離れた場所でのウォーキング時のリスクマネジメントを実践した。 eラーニング学習システムとして、運動時のリスクマネジメントの中でも対象者に合わせた低血糖時の対応、熱中症の予防と対応、一次救命処置について作成し、試行した。 本プログラムは運動を中心としたセルフマネジメントとして体系的に作成されていることから、今後、カリキュラムに科目として独立させていきたいと考えている。
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