中間管理職である看護師長の能力規定は各所属組織によって決められており、普遍的能力に関する研究は少ない。本研究では専門職の行動特性に着目した能力概念であるコンピテンシーに注目し看護師長経験者8名に面接を行った結果【クライエント重視】【現場重視】【能力開発】【ポジションパワーの活用】【思考する】【ストレスマネジメント】【自己確信】【組織の理解】【自己学習】【看護職の社会的役割の理解】【他部門との協調】の11の能力を抽出した。 この結果を元に看護師長としての能力と「ふり返り」について質問紙を作成し178病院の看護師長から回答を得て分析した結果、看護師長の能力とふり返りとは関連があることが示された。
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