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2011 年度 実施状況報告書

Eラーニングを活用した潜在看護師の再就業と職務継続を支援するシステムの構築と評価

研究課題

研究課題/領域番号 23593153
研究機関群馬県立県民健康科学大学

研究代表者

巴山 玉蓮  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (00389975)

研究分担者 佐々木 かほる  桐生大学, 保健医療学部, 教授 (60258879)
北爪 明子  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (10554404)
大川 美千代  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (80389783)
堀 謙太  群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 講師 (90378836)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードeラーニング / 潜在看護職 / 再就業
研究概要

○研究目的は、e-ラーニングによる潜在看護師の再就業及び職務継続を支援する学習プログラムの作成とその効果を評価することである。○平成23年度研究実施概要1.看護においてe-ラーニングの対象となっている分野、利用されている各種情報技術、それぞれの活用状況を把握するために、e-ラーニングシステムを導入している国内の病院及び大学のe-ラーニングの現状(プログラムの内容、システム構成、使い勝手、運用上の課題など)を、小倉第一病院、新潟県立看護大学、大阪府立大学の各システム開発担当者からヒアリングを行い、e-ラーニングを運用するための情報を得た。またインターネット、書籍などからも情報を得た。2.群馬県内の病院看護管理者、群馬県看護協会の協力を得て、潜在看護師を対象に、県内の潜在看護師の実態及び再就業前に受講したい研修、習得したい看護技術などについてニーズを調査した。このニーズに基づいてe-ラーニングコンテンツを作成する予定である。5月10日現在、分析中である。3.2の他に県立病院看護部の研究協力者を得、汎用性のある「医療安全」を基本とした「点滴静脈内注射」に関するコンテンツの一連の流れのシナリオを作成し検討中である。臨床の研究協力者との点滴静脈注射手順のシナリオ確認を行い、臨床現場とのずれがないように検討してきた。コンテンツに関しては研究者間の意見がぶれないところまで検討し、確認すべき知識や技術が確定すれば、専門業者にe-ラーニングの構成及び作成についての協力を得る予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究分担者が研究目的をよく理解し、個々の役割を全うしているから。

今後の研究の推進方策

<平成24年度>1.潜在看護師、復職した元潜在看護師に対し、実際に行っている看護研修内容を抽出する。2.1.に対応したe-ラーニングコンテンツ(学習内容)を一部作成し、そのコンテンツを実験的に活用してみることによってe-ラーニングのシステム構築に向けての分析と検討を行う。3.2.の結果をもとに、 潜在看護師の再就業支援、復職した元潜在看護師の研修の支援という視点から、eラーニングコース全体のシステム構築について検討する。4.採算性・費用効果も検討し、e-ラーニング運用の継続性について検討する。e-ラーニングによる学習方法は、研究目的を考慮し、自己学習型システムとする。

次年度の研究費の使用計画

1.大阪看護協会におけるe-ラーニング活用の実際のヒアリングを行うための交通費。2.e-ラーニングコンテンツを2本作成するための費用。3.システムの実験的運用のための費用。

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公開日: 2013-07-10  

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