研究課題
基盤研究(C)
看護退院サマリーを活用した生活支援システムの構築を目的とし、看護師を対象とした質問紙調査(n=173)と在宅療養から再入院した患者を対象とした面接調査(n=29)を実施し、在宅療養へつなぐ「私の療養生活手帳」を作成した。質問紙調査から患者に適した社会資源の利用の情報収集が困難な看護師は17.4%と多く、面接調査から患者の状態にあった入浴法など日常生活上の情報に関するニーズが求められた。これらの結果を考慮し、7章構成の手帳を作成した。第1章は入院中に提示された「退院後に気をつけること」の記載枠を、第2章以降は入浴などの日常生活動作や服薬上の留意点、社会資源の利用法などの記載枠を設けた。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
愛知県立大学看護学部紀要
巻: 19巻 ページ: 49-59
https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/