• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 実施状況報告書

看護基礎教育における安全で安楽な洗髪技術の再検討

研究課題

研究課題/領域番号 23593174
研究機関県立広島大学

研究代表者

田村 典子  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (10280182)

研究分担者 二宮 伸治  広島国際大学, 保健医療学部, 教授 (60237774)
青井 聡美  県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (10321217)
吉田 なよ子  県立広島大学, 保健福祉学部, 講師 (00513897)
池田 ひろみ  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (60448800)
石原 克秀  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (40521597)
三宅 由希子  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (60433380)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード洗髪技術 / 技術教育 / 安全性 / 安楽性
研究概要

予備的実験として,下記の研究を行った。学会への発表は未定である。 タイトル:「洗髪動作解析装置を用いた洗髪技術の検討―技術習得・客観的反応・心理的反応・主観的反応―」具体的内容:本研究では、共同研究者の二宮らが開発した洗髪動作解析装置を用いた練習が、患者にとって生理的・心理的に安楽な洗髪技術の習得に効果的であるかを明らかにすることを目的とし、練習前後の「技術習得」「客観的反応」「心理的反応」「主観的反応」を比較し、検討した。その結果、洗髪動作解析装置を用いた練習は「3方向全ての速度を速める技術」「左右方向へ力を強める技術」「頭部全体を洗う技術」を高めた。また、RR50において練習後の方が高値を示し、副交感神経優位な状態になったと考えられる。さらに、被洗髪者の心理、主観では、練習後の方が全体的な満足感が高く、緊張や怒りの気分が軽減し、活気が上がった。よって、洗髪動作解析装置を用いた練習は患者にとって生理的・心理的に安楽な洗髪技術の習得に効果があると示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予備的実験として,共同研究者の二宮らが開発した洗髪動作解析装置を用いた練習が,患者にとって生理的・心理的に安全で安楽な洗髪技術の習得に効果的であることが確認できた。

今後の研究の推進方策

対象事例(被験者)を増やし,作成した洗髪動作解析装置の改良を検討する。

次年度の研究費の使用計画

改良を加えた洗髪動作解析装置での被験者数を増やし,実験結果を学会等で報告する。

URL: 

公開日: 2013-07-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi