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2013 年度 実績報告書

生体情報に基づいた効率的な床上移動援助動作教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23593175
研究機関愛媛県立医療技術大学

研究代表者

青木 光子  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (30212377)

研究分担者 野本 百合子  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 教授 (60208402)
門田 成治  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 教授 (40204515)
野島 一雄  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (50189396)
相原 ひろみ  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (10342354)
キーワード移動援助動作 / ボディメカニクス / 補助用具 / 教育プログラム
研究概要

本研究の目的は,生体情報に基づく効率的な床上移動援助動作教育プログラムを開発することである。第一段階は,効率的な動作の根拠となる生体データを明らかにし,そのデータを活用した視聴覚教材を作成することである。昨年度に,根拠となる生体データを得るために対象者4名の床上移動援助動作時の筋電図測定と3次元動作解析を行った。しかし,一般化できる信頼性のある生体データを得るには,対象者が少ないことや確実なデータを得るための測定機器が不足していることなどが課題となった。そのため,平成25年度は対象者を13名に増やし,筋電図送信機を4個増やして被験筋の上腕二頭筋・僧帽筋・脊柱起立筋・大腿四頭筋の筋電図測定を片側から両側とした。さらに,Gigカメラを2台から3台に増やして被験者の頭頂部・肩峰部・大転子部・膝部・足首の5か所のマーカー撮影を行い,動作軌跡・関節角度の欠損値がでないようにした。実験の結果,ボディメカニクス活用後は,上腕二頭筋の筋活動の値が有意に減少していること,上腕二頭筋および僧帽筋の左右の値の差がないこと,膝関節角度が有意に小さくなっていること,補助用具活用時には,上腕二頭筋・僧帽筋で筋活動の値が小さいことなどが明らかとなった。この結果をふまえ,ボディメカニクス活用の必要性・補助用具活用による効率性を示す生体データを動作時に同時に映像で示す視聴覚教材を作成し,講義を行った。そして,Webカメラを用いた演習を行った。

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公開日: 2015-05-28  

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