研究協力者 |
佐々木 杏子 元聖路加看護大学, 大学院, 博士後期課程
佐竹 澄子 慈恵医科大学, 医学部看護学科, 講師
品地 智子 札幌麻生脳神経外科病院, 看護部長
中村 佳代 藤田学園保健衛生大学附属病院, 脳神経外科病棟, 看護師
古川 優子 藤田学園保健衛生大学附属病院, 脳神経外科病棟, 看護師
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研究成果の概要 |
脳卒中患者に対する背面開放座位ケアプログラムの定着を目指した看護師支援ツール開発のために、普及理論をもとに質的研究を行った。結果、促進因子は,認定/専門看護師がオピニオンリーダーとなり,コアナースの育成,多職種/家族の協力,病棟文化,電子チャートにケア項目として入れる,プログラムをアレンジする,相対優位性/試行可能性,/両立可能性が高いことであった.阻害因子は,看護師の異動,採用拒否者の存在,教材不足,複雑性/観察可能性の低さであった.促進/阻害因子の多さ,強さによって,導入/実施継続,中断が起こっていた.定着には,プログラムの重要要素は保持した上で内容を変化させることが重要であった.
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