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2013 年度 実施状況報告書

リフレクションを基盤とした看護技術学習における「教え‐学ぶ」の深化の様相

研究課題

研究課題/領域番号 23593203
研究機関甲南女子大学

研究代表者

脇坂 豊美  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (50315321)

研究分担者 前川 幸子  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (30325724)
服部 容子  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 准教授 (20337116)
阿部 朋子  甲南女子大学, 公私立大学の部局等, 助手 (60512340)
城宝 環  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 助教 (50638533)
キーワード看護技術 / 看護技術教育 / リフレクション / 看護教員
研究概要

平成25年4月1日から平成26年3月31日産前産後の休暇及び育児休業取得により、一時的に研究を中断したため、平成24年度までの研究実績の概要を記す。
本研究の目的は、看護技術の授業を中核とした学生と教員のリフレクティブな実践の中で、状況や対象者とのやりとりをとおして生起する、「教え-学ぶ」の深化の様相を明らかにすることである。
H23年度の実績をもとに研究方法を検討した結果、授業の実践に該当する【第1段階】【第2段階】のリフレクションの内容を【第3段階】の「リフレクション学習」にタイムリーに生かすとともに、「リフレクション学習」の中で得られた気付きを授業実践にフィードバックしていくことができるようにする必要があるということが見えてきた。そこで、H24年度は、授業の実践に該当する【第1段階】【第2段階】と並行しながら、【第3段階】の「リフレクション学習」を実施するとう形に方法を修正してデータ収集を行った。【第3段階】の「リフレクション学習」は、6月~12月までの間に計10回実施した。また、【第4段階】の先輩教員とのリフレクションを随時実施した。本研究では、看護技術の授業において、教授・学習を二項として切り離して捉える構図を超える、新たな捉え方を見出すことを目指している。このような立場で、看護技術学習における「教え-学ぶ」の様相を明らかにしていく際に、ドナルド A. ショーンの主張する「リフレクション」の概念が参考になると考えており、それを基に研究方法、特に分析方法を中心に検討を行った。
研究の進捗状況としては、データの整理、テープ起こしと並行して、修正した方法に沿ってデータ分析を実施し、分析内容の検討を行っているところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成25年4月1日から平成26年3月31日産前産後の休暇及び育児休業取得したため、一時的に研究を中断した。
平成26年4月1日より研究を再開する。

今後の研究の推進方策

H26年度は以下の計画で研究を進める。
1)データの整理、テープ起こし:4~6月
2)データの分析:7月~12月 H23年度、平成24年に実施した【第1段階】~【第4段階】のリフレクションの結果の分析を進める。1~2カ月に1回検討会を開催する。
3)成果発表:12月 明らかになった成果を国内の学会で発表する。
4)報告書の作成:2月 研究全体の成果のまとめとして、報告書を作成する。

次年度の研究費の使用計画

平成25年4月1日から平成26年3月31日まで産前産後の休暇及び育児休業のため中断
平成26年4月1日より研究を再開する。
平成25年度の予算は26年度に使用する。
平成25年度の計画どおり、1.データのトランスクリプトの謝金、2.連携研究者によるスーパーバイズを受けながら、方法論の構築、データ
の分析などを進めていくための研究打合せに必要な国内旅費等に使用する。

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公開日: 2015-05-28  

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