研究課題
基盤研究(C)
本研究は、唾液力を活用しがん化学療法の口内炎予防のための口腔ケアプログラム開発を目的とした。フェイズ1:塩酸セビメリン含嗽(CHH含嗽)の介入。フェイズ2:口腔アセスメントの自己評価と他者評価の比較。フェイズ3:口腔粘膜障害の調査。フェイズ4:機能的口腔ケアと唾液成分の検討。フェイズ5:以上の結果をもとに、口腔ケア介入を行った。その結果、①治療レジメンごとの口腔粘膜障害のリスク評価、②リスクに応じた専門的口腔ケア③適切な口腔内環境評価、④唾液分泌を促進し自浄作用を高める口腔ケア、⑤セルフケア指導の5つを骨子とする口腔ケアプログラムの必要性が明らかになった。
医歯薬学