• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実施状況報告書

地域密着型クリニックを拠点とする運動器不安定症高齢者の運動支援プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 23593229
研究機関三重大学

研究代表者

福録 恵子  三重大学, 医学部, 准教授 (90363994)

研究分担者 清水 安子  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50252705)
瀬戸 奈津子  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60512069)
今井 奈妙  三重大学, 医学部, 教授 (90331743)
キーワード運動器不安定症 / 高齢者 / 運動プログラム開発 / 看護支援 / 動作解析
研究概要

本研究の目的は、バランス能力および移動歩行能力の低下から、閉じこもりや転倒リスクの高い状態にある運動器不安定症高齢者の転倒・骨折リスクの軽減、要介護への移行防止である。全体的構想として、我々が現在開発中である、在宅バランストレーニングの継続支援プログラムに関する汎用版の開発と実用化の検討、および完成したプログラムを全国規模で運用し、その普及を図ることを目標とする。
本研究の実施計画は、大きく2段階に分類され「第1段階」では、運動器不安定症呼応礼者に対する運動継続支援プログラムの汎用版開発と実用化の検討を図る。また、「第2段階」では、完成版(汎用版)運動継続支援プログラムの大規模運用とその最終評価を行う。またプログラムの全国的普及に向け広報活動を行い、その影響を評価する。
平成24年度は、現行プログラムの介入後、分析内容の中間評価を行い、汎用版プログラムを完成させる時期に位置づけられる。具体的な実施内容は以下
1.平成24年4月から6月にかけて、対象者選定を進め、7月から6ヶ月間のプログラム介入を実施した。
2.介入終了後、動作解析装置を用いた歩行動作測定データを分析し、歩行状態の視覚的フィードバックが対象者の運動継続意欲向上にどのように影響しているか検討した。
3.第2段階開始に向け、トレーニングによる対象者の主観的なADL改善の自覚と関連性の高い、客観的な測定項目を抽出し、より簡便な測定で、より効果の高いフィードバックにつながるよう検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

3次元動作解析装置の購入時期が当初の予定より遅延したため、協力施設との日程調整、研究分担者との事前準備、詳細打ち合わせ等に影響し、第1段階のプログラム介入開始時期に遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

平成25年6月より9ヶ月間、選定施設の対象者へ汎用版プログラム介入を実施し、介入終了後、データ分析を行い最終評価を行った上で、完成版プログラムの普及広報活動を行う予定である。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度の主要な研究費使用としては、介入期間中の体力測定補助者への謝金、介入終了後のデータ分析内容の最終評価実施のための会議費、研究協力施設との打ち合わせ旅費等があげられる。

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi