研究課題
基盤研究(C)
消化器系がんのなかでも食道がん患者に焦点をあて筋力低下防止や生活活動能力の維持のためのリハビリテ-ションプログラムを取り入れ検証した。手術を受ける食道がん患者12名に作成した教材を基に退院時個別面接指導した。手術前、退院時、外来受診時にポータブルタイプのioi757(体成分分析器)で筋肉量などを測定した。手術前と退院時で12人の中9名が平均3.09の体重減少が見られたが、3名が維持・増加していた。体重減少、脂肪量、筋肉量の減少はあるがフィジカルリハビリテ-ションプログラムを介入することでコントロ-ル群に比べその差は少ないことが分かった。
がん看護学