調査1は、口唇裂・口蓋裂の裂型や合併症の有無、授乳方法と母子相互作用と児の発達、母親の心理、ソーシャルサポートとの関連を縦断的に明らかにし、支援のあり方を検討することを目的とした。児の疾患特性や発達段階に応じた支援方法に関する示唆が得られた。 調査2では、口唇裂・口蓋裂をもつ幼児の行動と情緒、遊び場面における母子相互作用の特徴を明らかにし、その関連要因に関する検討を行うことで、そのような母子への乳幼児精神保健の理論に基づく介入モデルのあり方の検討を行うことを目的とし調査を実施した。口唇裂・口蓋裂をもつ児とその母親を対象とし、母子相互作用の観察および質問紙調査を実施した。
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