研究課題/領域番号 |
23593298
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
宮原 春美 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (00209933)
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研究分担者 |
岩永 竜一郎 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (40305389)
佐々木 規子 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90315268)
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キーワード | 発達障がい児 |
研究概要 |
発達障害児・者に関わる専門職者(作業療法士、教師、臨床心理士)の研究会を立ち上げ2年が経過した。毎回20-30人の参加者があり性発達を支援するシステムの構築について検討しているが保護者の参加が多く、専門職者の参加を促す必要がある。またHPを立ち上げ情報発信を行っている。今後もネットワーク構築のための検討を継続する。 プログラム開発では低学年向けの小グループ活動によるプログラムはほぼ完成しており、その評価が必要である。またH24年度は中・高校生向けのプラグラム開発を行い試行的に実践した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究の目的は発達障害児の性発達支援プログラムを開発するとともに、専門家が彼らの性発達をサポートできるためのネットワーク作りをすることである。そのためH24年度はHPを立ち上げ、それによる専門家への情報発信を行った。また保護者、施設職員、教員を対象とした研究会を開催し、発達障害児の性発達における問題行動やその支援方策について検討した。さらに障がい児デイサービス施設と連携して、学校以外で行う性教育プログラムの検討を行い、主に中学生・高校生を対象としたプラグラムの開発と試行的実践を行った。
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今後の研究の推進方策 |
開発したプログラムの試行的実践を継続する。今年度はピア・エデュケーションによる小グループプログラムと特別支援学校寄宿舎での性教育開発を試みる。 またこれまで開発したプログラムの評価を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
諸外国の性教育教材購入、研究交流・情報収集のための旅費、障がい児性教育エキスパートへの謝金として使用予定
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