研究概要 |
特別な支援を必要とする子ども達で遠方から通うことが困難なため,寄宿舎に入舎している児童がもいる。 寄宿舎で児童が共同で生活を送る中では,性に関する問題行動も発生してきており,性教育が必要となる。しかし,寄宿舎の指導員にとって,性教育は方法がわからない,どこまで教えたらよいのかわからないなど困難を感じることもある。そのためA県において特別支援学校寄宿舎における性教育プログラムを開発し,実践・評価した。その結果、対象者は性教育を肯定的に捉えられ,実践できそうだという意識の変化がみられた。一方で、性教育実施の困難についても述べられており、今後も指導員とともにプログラムを再検討しながら教えていく必要がある。
|