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2013 年度 実績報告書

肢体不自由児が災害の備えへのセルフケア能力を高めるためのパッケージ開発

研究課題

研究課題/領域番号 23593328
研究機関共立女子大学

研究代表者

加藤 令子  共立女子大学, 看護学部, 教授 (70404902)

キーワード災害 / 備え / 子ども / 肢体不自由 / 知的障がい / セルフケア能力
研究概要

2011年度は、米国の障がいのある子どもの災害の備えの現状把握のためコロラド大学と付属病院で情報収集を実施。関連概念と文献検討の結果、研究目的である肢体不自由のある子ども自身が自然災害への備えを高めるためのツールは見当たらず、本研究の意義を確認した。
2011年後期・2012年度は、ツール開発のためのインタビュー調査を関東圏内5特別支援学校教員15人、中学部生徒7人、保護者14人、1福祉施設職員と保護者各4人に実施。調査内容を基に教員7人と研究者で5回会議を開催、「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐(以下、パッケージ)」を開発。在籍する子どもの状況から、対象者を肢体不自由または肢体不自由と軽度知的障がいのある子どもに決定。パッケージは、子ども自身が災害に備えるために獲得/高めることが必要として抽出された9つ(幼児8つ)のセルフケア能力を基に、学校や家庭で、防災教育や避難訓練等で活用できるように作成。子どもの認知能力等に応じた選択を可能とするため、幼児後期、小学低学年、小学高学年、中学以上の4レベルで構成。
2012年度3校、2013年度1校で、小学部低学年4人・高学年5人、中学部9人、高等部5人へ介入。期間は約3か月。介入者は、保護者17人、担当教員23人。介入後のインタビュー調査の結果、教員は子どもへの効果として、必要時に自ら教員に声をかける様子等から、子どもの意識変化を認識。2013年度に、肢体不自由と重度知的障がいのある子どもへの介入の可能性を探るため、1校の中学部7人に約3か月介入。介入者は教員11人。インタビュー調査の結果、教員は子どもへの効果を、助けを求めるために声を出すようになった等と認識。また、教員の認識が重度知的障がいのある子どももできる部分を伸ばしていくことが重要と変化した。本介入により、パッケージ活用の有用性と対象者拡大の可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (22件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (19件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Teacher-perceived emergency disaster needs of physically and mentally challenged school children in Japan2014

    • 著者名/発表者名
      Kato,R., Nishida,S., Komuro,K., and Numaguchi,C.
    • 雑誌名

      Health Emergency and Disaster Nursing

      巻: VOL1 ページ: 34-44

    • 査読あり
  • [学会発表] Effectiveness of intervention based on ‘the Self-care Package for Children with Physical Disabilities against disaster’: A Case Study2014

    • 著者名/発表者名
      Nishida,S., Kato,R., Komuro,K., and Numaguchi,C.
    • 学会等名
      Asia-Pacific Nursing Reserch Conference 2014
    • 発表場所
      The Gland Hotel(Taipei,Taiwan)
    • 年月日
      20140911-20140914
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」における子どもへの支援内容:幼児期後期レベルの子どもの目標と教職員・保護者による支援2014

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,小室佳文,沼口知恵子,西田志穗
    • 学会等名
      日本小児看護学会第24回学術集会
    • 発表場所
      タワーホール船堀(東京都江戸川区)
    • 年月日
      20140720-20140721
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」における子どもへの支援内容:小学校低学年レベルの子どもの目標と教職員・保護者による支援2014

    • 著者名/発表者名
      小室佳文,加藤令子,沼口知恵子,西田志穗
    • 学会等名
      日本小児看護学会第24回学術集会
    • 発表場所
      タワーホール船堀(東京都江戸川区)
    • 年月日
      20140720-20140721
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」における子どもへの支援内容:小学校高学年レベルの子どもの目標と教職員・保護者による支援2014

    • 著者名/発表者名
      沼口知恵子,加藤令子,小室佳文,西田志穗
    • 学会等名
      日本小児看護学会第24回学術集会
    • 発表場所
      タワーホール船堀(東京都江戸川区)
    • 年月日
      20140720-20140721
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」における子どもへの支援内容:中学レベルの子どもの目標と教職員・保護者による支援2014

    • 著者名/発表者名
      西田志穗,加藤令子,沼口知恵子,小室佳文
    • 学会等名
      日本小児看護学会第24回学術集会
    • 発表場所
      タワーホール船堀(東京都江戸川区)
    • 年月日
      20140720-20140721
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」におけるセルフケアチェックリスト:幼児期後期レベル2014

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,小室佳文,沼口知恵子,西田志穗
    • 学会等名
      第61回小児保健協会学術集会
    • 発表場所
      福島グリーンパレス(福島県福島市)
    • 年月日
      20140620-20140622
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」におけるセルフケアチェックリスト:小学校低学年レベル2014

    • 著者名/発表者名
      小室佳文,加藤令子,沼口知恵子,西田志穗
    • 学会等名
      第61回小児保健協会学術集会
    • 発表場所
      福島グリーンパレス(福島県福島市)
    • 年月日
      20140620-20140622
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」におけるセルフケアチェックリスト:小学校高学年レベル2014

    • 著者名/発表者名
      沼口知恵子,加藤令子,小室佳文,西田志穗
    • 学会等名
      第61回小児保健協会学術集会
    • 発表場所
      福島グリーンパレス(福島県福島市)
    • 年月日
      20140620-20140622
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」におけるセルフケアチェックリスト:中学レベル2014

    • 著者名/発表者名
      西田志穗,加藤令子,沼口知恵子,小室佳文
    • 学会等名
      第61回小児保健協会学術集会
    • 発表場所
      福島グリーンパレス(福島県福島市)
    • 年月日
      20140620-20140622
  • [学会発表] 『災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐』を用いた介入効果と課題:発達レベルが異なる3事例の分析2013

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,沼口知恵子,西田志穗,小室佳文
    • 学会等名
      第33回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      大阪国際会議場(大阪府大阪市)
    • 年月日
      20131206-20131207
  • [学会発表] 「災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐」の開発2013

    • 著者名/発表者名
      西田志穗,加藤令子,小室佳文,沼口知恵子
    • 学会等名
      第33回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      大阪国際会議場(大阪府大阪市)
    • 年月日
      20131206-20131207
  • [学会発表] Evaluation of a Tool Developed for Improving the Self-Care Ability of Children with Physical Disabilities in Disaster Preparation2013

    • 著者名/発表者名
      Kato,R., Komuro,K., Nishida,S., and Numaguchi,C.
    • 学会等名
      3rd World Academy of Nursing Science
    • 発表場所
      The-K Seoul Hotel (Seoul,South Korea)
    • 年月日
      20131017-20131018
  • [学会発表] 肢体不自由で重複障がいのある幼児自身が災害に備えることに関する保護者の認識:自然災害発生の危険性が高い地域を対象として2013

    • 著者名/発表者名
      西田志穗,加藤令子,小室佳文,沼口知恵子
    • 学会等名
      第60回小児保健協会学術集会
    • 発表場所
      国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
    • 年月日
      20130926-20130928
  • [学会発表] 重複障がいのある幼児期の肢体不自由児が災害に備えることに関する通園施設職員の認識2013

    • 著者名/発表者名
      小室佳文,加藤令子,西田志穗,沼口知恵子
    • 学会等名
      第60回小児保健協会学術集会
    • 発表場所
      国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
    • 年月日
      20130926-20130928
  • [学会発表] 『災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐』開発への取り組み:第1報‐行政・学校管理者への働きかけから現状把握‐2013

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,小室佳文,西田志穗,沼口知恵子
    • 学会等名
      日本災害看護学会第15回年次集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)
    • 年月日
      20130822-20130823
  • [学会発表] 『災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐』開発への取り組み:第2報‐パッケージ開発から介入‐2013

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,西田志穗,小室佳文,沼口知恵子
    • 学会等名
      日本災害看護学会第15回年次集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)
    • 年月日
      20130822-20130823
  • [学会発表] 『災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐』開発への取り組み:第3報‐介入の可能性と課題‐2013

    • 著者名/発表者名
      小室佳文,加藤令子,西田志穗,沼口知恵子
    • 学会等名
      日本災害看護学会第15回年次集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)
    • 年月日
      20130822-20130823
  • [学会発表] 肢体不自由で重複障がいのある子ども自身が災害に備えることに関する教員の認識:自然災害発生の危険性が高い関東地区の特別支援学校2013

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,小室佳文,沼口知恵子,西田志穗
    • 学会等名
      日本小児看護学会第23回学術集会
    • 発表場所
      高知市文化プラザかるぽーと(高知県高知市)
    • 年月日
      20130713-20130714
  • [学会発表] 肢体不自由で重複障がいのある子ども自身が災害に備えることに関する保護者の認識:自然災害発生の危険性が高い地域を対象として2013

    • 著者名/発表者名
      西田志穗,加藤令子,小室佳文,沼口知恵子
    • 学会等名
      日本小児看護学会第23回学術集会
    • 発表場所
      高知市文化プラザかるぽーと(高知県高知市)
    • 年月日
      20130713-20130714
  • [図書] 肢体不自由児が災害の備えへのセルフケア能力を高めるためのパッケージ開発‐平成23年度~25年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(C)助成研究 研究成果報告書2014

    • 著者名/発表者名
      加藤令子,小室佳文,西田志穗,沼口知恵子
    • 総ページ数
      368
    • 出版者
      「肢体不自由児が災害の備えへのセルフケア能力を高めるためのパッケージ開発」研究グループ
  • [備考] 共立女子大学・共立女子短期大学「特色ある研究紹介」:災害セルフケアパッケージ‐肢体不自由児用‐

    • URL

      http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/education/activity/self.html

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公開日: 2015-05-28  

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